旅行1日目のワクワク感

【関空好き、関空マニア向け】シンガポールとマレーシアに旅立つ前に関空を探検した

大学に入って、これまでに2度海外旅行へ行った。

1度目は大学2回生の春休みに、大学のクラスの友人とタイ人の留学生の3人でタイへ半月間行った。

2度目は3回生の春休みに、タイ旅行で一緒だった友人と二人で中国大陸をぐるっと一周した。

2度の旅行で、「今度は一人で旅をしてみたい」と思うようになり、今回マレー半島を一人旅することを決意した。

関西国際空港(関空)へ

朝の7時頃起きた。

今日乗る飛行機の出発時刻は16:40である。

けれど、早めに行って関空を探索したいと思い、早起きした。

2年前のタイ旅行の時は関空深夜発のフライトだったので、夜の22時過ぎに関空に着いた。

その時は初のアジア旅行であったので、とても興奮していた。

そのせいか、タイ旅行を思い出すと、出発前の夜の関空で缶ビール片手にくつろいだり、夜の関空をうろちょろしたことも頭によみがえり、また関空へ行きたいという衝動にかられるのであった。

というわけで、今日という日は待ちに待った日であった。

さらに、論文提出、学会発表などの一連の行事を終えた後であったこともあり、解放感も手伝って朝からウキウキであった。

朝は彼女の家で寝ていたのだが、色々とごたごたがあって予定より1時間遅れて家を出発した。

自宅まで原付で走りながら気持ちを平常に戻した。自宅に帰り、旅の支度をした。バックパックを背負い、最寄りの駅までダッシュ!

9時くらいの京阪電車に乗り、補助席に座って外の景色を眺めながら京橋を目指した。

京橋駅でJR環状線に乗り換えだ。JRの切符を買っているとき、変なおっさんに「100円くれへん?」と言われたが、「無理です。」と言って改札へ逃げた。

JR京橋駅のホームにはスーツを着たサラリーマンや就職活動中らしき学生ばかりであった。彼らに比べて自分は自由だなと思った。

JR環状線で新今宮駅まで行き、そこから南海電車に乗り換えだ。このルートが一番安く関空まで行ける。

急行の時間まで余裕があったので、駅の近くのコンビニでコーヒーを買って一息ついた。

新今宮の駅周辺は乞食のようなおじさんが多くいた。しかも小便臭い。すでに東南アジアに来たかのようだった。

南海電車は混んでいたので、岸和田あたりまで立った。堺市を通った時、遠くに古墳らしき森が見えた。今日はいい天気だ。

列車に揺られて1時間ほどでりんくうタウン駅まできた。乗客も少なくなった。

りんくうタウン駅を背に、いよいよ電車は海の上を走り始めた。窓から見えるのは青い海と遠くに見える大阪の町並みだけ!気分もハイに!

それはまさに日常から非日常へのトンネルだった。一人でうっとりしていた。

タイ旅行の時は、関空への橋を通過したのが夜の22時過ぎであったので夜景がきれいだった。昼前に通過する橋も夜とは違う美しさがあった。

関空を探索

橋を渡り終え、いよいよ関西空港駅に到着した。懐かしい光景だった。

仕事で出張に行くスーツの人、海外旅行スタイルでスーツケースを引きずっている人、外国人・・・。興奮度はさらに高まった。

携帯の時計を見ると11時。昼飯タイムまでどこかをぶらつこうと思い、駅を挟んで空港の反対側にあるエアロプラザへ行ってみた。

ここには高島屋、ホテル日航をはじめ、様々なレストランや売店があった。

ひと通りぶらついて昼飯は何を食おうかなと考えた。

ワクワクしすぎておなかが痛くなったのでトイレに行った。めちゃきれいなトイレだった。その後はウィンドウショッピングを楽しんだ。

航空券の受け取りカウンターの場所を確認しようと思い、地図を頼りに関空の4Fへ行った。無駄にエレベーターに乗った。

カウンターの場所を確認した後、腹も減ったので関空の3Fにあるセルフうどん屋でしょうゆうどんを食べた。

周りが家族連れやカップルだったせいか少し寂しかった。これが最後の日本食、と一人でつぶやきながらうどんをすすった。

チケットカウンターで航空券を受け取り、出国フロアーでチェックインを済ませた。窓側の席を希望したが、既に埋まっていたので無理だった。

出発時刻まで4時間少々あるので、郵便局でトラベラーズチェックを発行したり有料インターネットでHOTMAIL登録をしたりした。その後は空港内をぶらぶらした。

天気が良かったので4Fの外に出て飛行機を見ていたら、警戒中の警官がやってきて「自殺しないでくださいね」と言ってきた。

おいおいと思った。でも実際にそういう人がいるらしい。

出国手続き

本当は出発の1時間前には搭乗ゲートまで行っておくべきなのに、僕は勘違いして40分前に出国手続きを始めた。

パスポートと航空券を見せて審査をした後、搭乗ゲートまで移動するのが手順である。

出国手続きの所には長い列ができていて、そのせいで出国手続きが終わった時は出発の20分前だった。

搭乗ゲートへ行こうとすると 、

「シンガポール航空をご利用のお客様はいらっしゃいますか?」

という声が聞こえた。

「はい。」と答えると、「出発時刻がせまっておりますので、服にこのシールをつけて搭乗口まで急いでください。」と言われ、シンガポール航空のシールを貼られた。

この時、自分が相当遅れていることに気づいた。まわりには自分の他にシールをつけている人はいない。冷や汗がでるくらい焦った。

モノレールのような乗り物に乗り、降りて搭乗ゲートへ猛ダッシュ!何とか間に合った。飛行機に乗れないのではと本気で思った。

いよいよ搭乗

出発まで数分余裕があったので、彼女に最後の電話をし、トイレを済ませて飛行機に搭乗した。

機内へつながる通路を渡った。いよいよだ。周りにはビジネスマン風の人が多かった。

機内入口ではシンガポール航空の制服を身にまとったフライトアテンダントが笑顔で迎えてくれた。

自分の席に行ってみると、真ん中の廊下側だった。窓から外は覗けない位置だが、トイレには気兼ねなく行ける上、隣の座席には人がいないようなのでgoodなポジションだった。

周りを見渡して、きれいな飛行機やなーと感心した。

いよいよ離陸だ。航空機は滑走路まで移動し、加速を始めた。離陸後、首を伸ばして窓の外を見ると大阪湾と大阪の町並みが見えた。

機内をエンジョイ

シートの前にある画面で救命道具の使い方を見た。

その後、リモコンを色々いじっていると、なんと、座席前面に取り付けられた画面で音楽鑑賞や映画鑑賞だけじゃなくてゲームができることも判明した。

しかも、マリオテニスやらドクターマリオやら、知っているゲームばかりだ。ドクターマリオにはまってしまった。

ドリンクを頼めるということなので、コーヒーを頼んだ。久々に英語を喋った。

機内でコーヒーを飲みながらドクターマリオをしていると、とても幸せな気分になった。

18時を過ぎたあたりで機内食が配られた。めっちゃ美味そう!

また一人でワクワクした。ドクターマリオは中断して機内食を食べた。

ドリンクはTiger beerを頼んだ。シンガポールの有名なビールだ。なかなか美味しかった。

次に白ワインをオーダーし、舌で味わいながらマリオテニスを始めた。

気づけばもう夜の23時前。あ、でもシンガポールは時差1時間なので現地時間でいう22時だ。窓の外は真っ暗。

もうすぐ着陸のようだ。画面には東南アジアの地図と飛行機の軌跡の図が映されていた。飛行機はマレー半島の南端の近くだ。

到着まであと何分かという表示もあって、あと8分と書いてある。席に座ってじっと到着を待った。

シンガポールに降り立つ

無事に着陸した。飛行機を降り、シンガポールのチャンギ国際空港に降り立った。エアコンが効いているためか、南国の暑さは感じられなかった。

入国手続きをした。入国審査官のおばちゃんがパスポートと一緒にキャンディをくれた。

そして「Have a nice stay in Singapore!」と言ってくれた。

時間は夜の22時半。シンガポール市内まで地下鉄で30分くらいかかるし、宿探しもあるので急いで地下鉄乗り場へ行った。

入国手続きをしていたときは同じ便に乗っていた人がたくさんいたのに、いざ手続きが終わるとそれぞればらばらに散っていって、いつのまにか周りの人口密度は減っていた。

何だか不思議な気持ちになった。

地下鉄に乗ると、シンガポールという国が多種民族国家であることを痛感した。イスラム系にインド系、中華系・・・。

自分一人浮いているような気持ちになった。

海外旅行のしょっぱなにいつも感じる一種のカルチャーショック。今回は一人なので、その気持ちは一層強かった。

Bukisという駅で降りた。シンガポールの中心に近いエリアだ。

この駅の近くに目指す宿がある。地図を頼りに安宿を探し、なんとか発見した。安宿とはいえ、一泊2500円ほど。アジアでの物価感覚からしてこれは高い。

でも東南アジア隋一の先進国なので仕方がない。窓なしの部屋でトイレ・シャワーは共同。シャワーは水しか出ず、トイレのにおいがした。

しかもトカゲがいた。まあ、暑くて汗だくだったので別に問題なかった。ビールを飲み、眠りについた。