30代も半ばにさしかかり、40歳という節目が見えてきました。
昨年末くらいから真剣に考え始めたライフシフト。複業やフリーランスという働き方にも関心が向くようになりました。40歳付近を目処に心機一転、新しいステージに移りたいと考えています。
私は、実際に会社を辞めたらどんなことをしていくだろうか?いろいろと妄想しながらシミュレートしてみました。
惰性で進めた場合
当面は退職金と貯金でつなぐとして、まずは失業保険の申請をすると思います。
その次は、おそらく支出の詳細を整理して、支出を見直すことに注力するでしょう。自治体の補助制度について詳しく調べ、より安い家賃のマンションを探し、新聞の定期購読や健康飲料の定期購入を止めたり。
ここは結構なパワーを割くことになるでしょうね。
そして、リクナビNEXTやDODAといった転職サイトで前職の経験を活かせる仕事を探し、応募するでしょう。年収や業務内容にはあまりこだわらず、とにかく日々の生活資金を確保できればいいという考え方で仕事を選ぶと思います。
奥さんにも仕事に復帰することを考えてもらいます。
結果的に、収入と支出の両方を減らして我が家の”GDP”を一回り小さくしつつも、何とか家族を養っていくという感じでしょうか。

思い切ってライフシフトする場合
支出の見直しまでは先ほどと同じです。
その後は、再就職を考えるのではなく、個人で活動するための投資をしていくと思います。
・プログラミングスクールに通って興味のあるPythonを学ぶ。
・同じような境遇の人たちのコミュニティに参加してみる。
・ほとんど見ていなかったFacebookを通じて学生時代の友達に連絡を取り、一緒に飲んで話をする。
・ナリワイ体験に参加する。
・前職で培った専門技術を活かして解説記事を書く。広告を貼ってマネタイズする。
・大人向けの塾?のようなものがあれば、講師として応募してみる。
・海外を旅して、新しい価値観に触れる。
こうやって、個人で活動する世界に足を突っ込んでいき、腹をくくります。
日々の生活はブログやツイッターで発信していき、フォロワーや仲間を集めていきます。
ブログは私の履歴書のようなものになっていくでしょう。このことはちきりんのブログに書かれています。
一般的な人から見るとかなり特殊な人生を送っていることになりますので、いろいろな人から関心をもってもらえそうです。
その先はどうなるのか?それは考えません。「今を生きる」を拠り所として、日々楽しみながら過ごしていきます。
お金の不安
この生活を続けていると、手持ちのお金がどんどん減っていき、不安になります。
このペースで減っていくと、あと何年でお金が底をつくな・・・というのが見えてきます。
この状況って、個人で活動する他の人たちにも共通するものです。お金が底をつくリミットが近づいたら、どうやって収入を確保するのか、いろいろな経験談があるはずです。それを参考にしながら、時にはアルバイトをやって、時には派遣会社に登録して働くでしょう。
あるいは、こういった新しい働き方に理解のある会社に契約社員として参画することも考えられます。今後は、そういう会社も増えそうです。
奥さんにも仕事に復帰してもらって、収入をサポートしてもらうこともできます。

新しい生き方に対する不安
大切なのはお金より時間だ、って心の底から実感できたとしても、こんな生活をしていて本当にいいんだろうか、という不安にしょっちゅう苛まれることでしょう。
こういうときは、家族や仲間を支えにして何とかやっていくのかなと思います。今までなかった価値観にどんどん触れることで不安が小さくなり、今の生活スタイルに自信が持ててくる気もしています。そして、世の中の動向が今以上に変化して、自分のような生き方が特殊ではなくなってきたら、不安は自ずと小さくなるでしょう。
会社に残った同僚たちがもし中間管理職の仕事で心身を消耗していたら、ああこの生き方で良かったんだと納得できるのかもしれません。

シミュレーションをしてライフシフトへの決意を固くする
今回、割とアバウトなシミュレーションをしてみましたが、それだけでも会社を辞めた後のイメージが湧きました。仮定でいいのでシミュレート内容をもっと具体化することで、40歳でライフシフトすることへの決意が固まると思いました。
そして、きっと、なぜ辞めるの?と方々から聞かれてもうまく答えられるようにもなります。このまま会社勤めする場合のシミュレーションもやっておくといいかもしれませんね。