30代の生き方、働き方

日常の「決定疲れ」を減らして心身の消耗をなくし、軽快に生きよう。

最近、日々の「決定疲れ」を減らすことの大切さを痛感しましたので、「決定疲れ」について私の体験談を交えて綴りました。

通勤中に気づいた「決定疲れ」

通勤の時、最寄り駅の一つ前の駅から会社まで、30分くらい歩くことが日課になっています。

片耳にイヤホンをつけて、スタディサプリの授業を聴きながら歩いているわけですが、この日課の中でふと気づいたことがあります。

駅から会社までの間は、車一台が通れるくらいの狭めの道路が碁盤目状に走っています。

そして、駅と会社はちょうど碁盤目の対角線上に位置しています。したがって、最短距離で歩こうとすると、色々なパターンのルートが選択できます。

いつも、その日その日の気分で様々なルートを歩いていたのですが、振り返ってみると、右折左折の多いジグザグルートよりも、右折左折が最小になるL字形のシンプルなルートの方がストレスがなく、イヤホンからの音声に集中できることに気づいたのです。

そして、どこかで耳にした「決定疲れ」という言葉がポンと浮かんだんです。

ジグザグルートの場合、どの交差点で曲がろうかと、その都度判断をすることになり、無意識のうちに思考力を使ってしまっているのではないだろうか。

これがいわゆる「決定疲れ」であり、ストレスや集中低下の原因になっていたんじゃないだろうか。

フィーリングで進路を決めていたとはいえ、脳が知らぬうちにパワーを消耗していたのだと思います。

日々の「決定疲れ」をなくす工夫

この実体験以降、日常のささいなことで「決定疲れ」しないように意識するようになりました。

無駄に「決定疲れ」しないように、生活のリズムは一定にすることがベストです。

何時に起きて、どの服着て、朝飯はどのパンにするか決めて、〇〇時発で前から〇〇両目の電車に乗って・・・、っていちいち気にしていたら神経がもちません。

こう書いてみると至極当たり前のような話ですが、知っているのと、実体験を通じて腹落ちすることとは雲泥の差だなあと思います。

スティーブ・ジョブスやマーク・ザッカーバーグが同じ服を着るのも、「決定疲れ」が及ぼす悪影響の大きさを身をもって経験していたからです。

改めて考えると、工場勤務というのは「決定疲れ」が少ない職場なのかもしれません。

決まった場所に出勤し、決まった作業着を着て、社内の食堂で提供されるものを食べ、決まった時間枠で働き、決まった人間と一緒に働く。

ロボットみたいな生活だなと揶揄されることもありますが、無駄なことで思考力を消耗しないという点は大きなメリットだと思います。

そうは言っても、自分で決断する回数が少ないと裁量がないと感じます。

「決定疲れ」で消耗することなく、裁量をもって働くコツは、頻繁に似たような決断を要求される部類のものは仕組み化することで決断回数を減らし、より高度な意思決定に力を注げるようにすることに尽きると思います。

これも当たり前の話なんでしょうけどね。

生活のリズムを安定させること、ルーチンワークは手順を文章化することが重要だと言われる所以はまさにここにあるのでしょう。

慣れない生活は「決定疲れ」の連続

東日本大震災の時に、避難を余儀なくされた高齢者が避難所での生活にストレスを感じて体調を崩したり精神的に追い込まれる2次被害が深刻化しました。

震災のショックも原因の一つだと思います。

ですが、一番大きな原因は「決定疲れ」だったんじゃないでしょうか。

慣れない環境で生活すると、それまで不要だった小さな意思決定をたくさんこなさなければなりません。

これが続くことで徐々に心身を消耗し、やがて目に見える形で症状が現れたのではないでしょうか。

生活環境を安定させることは、とりわけ高齢者の方にとっては重要なことだと思います。

「決定疲れ」と子どもの教育の関係

最近、「決定疲れ」は子どもの教育にも悪影響を及ぼしかねないと考えるようになりました。

私の家のリビングにある本棚には、20冊×2段=約40冊の絵本を収納できます。

今、本棚には絵本がパンパンに詰められていて満車状態です。

子どもたちはそこから絵本を抜き取り、表紙を見て自分が今読みたいかどうか決めます。

そうじゃない場合は、その絵本をそのまま出しっ放しにして、次の絵本に手を伸ばします。

自分で選ぶ力を養う上で、読みたい絵本を自分で選ぶ作業は大切なことだと思っています。

しかしながら、選択肢が多すぎると迷いが生じ、かえって決断力が育まれなくなるってことはないでしょうか?

迷いに迷う→どれでも良くなってくる→興味が失せてしまう、となってしまうと絵本を読みたいという欲求を潰すことになりはしないか。

意思決定の意欲が削がれると、意思決定の機会自体が自然と減ってしまい、決断力が育ちません。

そして、これは副次的な話ですが、本棚の絵本の数が多いと、リビングがすぐに絵本の山になります。

これを片付けるのは結構面倒であり、かなりのストレスになります。

いっそのこと、40冊のうち、週替わりで5冊だけを本棚に置くようにしてみようかな。

また、40冊の中にはページが歯抜けになっていたり、紙がボロボロになっている絵本もあります。

おまけに、絵本じゃなくて親が読むような冊子も混じっている・・・こういうのも間引いた方がよさそうだな。

本棚に空きがある方が、子どもも絵本を取り出しやすいし表紙を確認しやすいだろうし。

よし、早速やってみよう!