30代の生き方、働き方

【新入社員は知っておきたい】なぜ会社の人は他人と雑談したり、飲みに行ったり、一緒に遊ぼうとするのだろう?

仕事の生産性向上が叫ばれて久しいです。

私の場合、退社時間をきっちり決めて、就業中はデスクワークを中心に集中して仕事をします。

一方、遅くまで残って作業場で現場の人と雑談したり、退社後に飲みに行ったりする人もいます。特に若手に多いです。

私は、小さな子どもがいることもあり、できるだけ早く帰って家庭での時間を持ちたいと考えるタチですので、雑談とか飲み会は極力避けるようにしています。

(結婚する前は遅くまで残ったり、飲みにいったりしていましたが・・・。)

雑談や飲み会にあまり価値を感じていなかったんです。

むしろ生産性向上のためにカットすべきことだと思っていました。

「内容はよく分からんが、あいつが言うならやったろう。」で仕事が回っていく

しかしながら、この記事を読んで、一見ムダに見えるこれらの時間が意味のあることだということを心の底から納得しました。

この記事にこんなフレーズがあります。

人は、同じ内容でも、親しい人、距離の近い人から言われたらよく聞くようになる。ゆえに、人望の本質は仲間意識を得る能力ということだ。

ここに、今回のテーマの本質が集約されています。

他の人とウワサ話やたわいのない雑談をした結果、相手が自分に対して仲間意識を持ってくれると、自分の意見を聞き入れてもらえるようになります。

その逆も然りです。

そうすることで、仕事がストレスなく進むというわけです。

お願いを聞き入れて貰えたり、提案が通ったりするときは、その内容が正しいかや優れているかは二の次だということです。

「内容はよく分からんが、あいつが言うならやったろう。」で仕事が回っていくんです。

私も、若手の頃はずいぶんとこの恩恵にあずかりました。

仕事の関係者から「仲間意識」を獲得する活動は、リターンがとても大きい

よく思い出すと、私も入社して数年の頃は、このことを身をもって学びました。

同じホワイトカラーでも、現場から気に入られている人の依頼が優先されるのを目の当たりにしましたから。

私も人当たりはよく、現場とは仲良くやっていましたので、急なお願いや無理難題を受け入れてもらったり、依頼する時の精神的ハードルも非常に低かったです。

自分に特急対応や難易度の高い仕事が降りかかってきても、現場がついているから大丈夫だという安心感を持てるようになり、仕事を進める上で大きな自信になりました。

もう一つ、書籍『仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか』の中に、人とのつながりの重要性を端的に表した文章がありますので以下引用します。

ビジネス上最も重要なことは、とにもかくにも「他者とのつながり」であるとする経営学者は多い。それは「コミュニケーション」という言葉や「対人関係力」という言葉で表されたりもする。

「他者とのつながり」のみが成功を約束すると入っても誇張し過ぎではないであろう。つながりができていれば、必要な情報も入り、必要な支援も得られ、生産性も高まる。信頼関係のある者同士での取引は余計な手間が掛からず、経済学で言うところの「取引コスト」も格段に少なくて済む。

加えて、「他者とのつながり」はストレスを軽減し、幸福感を増す。精神的にも物理的にも、つながりは自分の活動を支えてくれるのだ。”

言い換えると、「他人との雑談、飲み、遊びを避けていると、ゆくゆくは仕事をする上で大きなストレスとなり、結果的に仕事の進みが遅くなる」ということです。

会社に入って間もない頃は、職場の人との交流は最重要事項ですね。

なぜ私は雑談や飲み会にあまり価値を感じなくなったのか?

冒頭に書いたとおり、今の私は雑談や飲み会にあまり価値を感じていません。なぜなのでしょうか。

この文章を書いていて気づいたのですが、職場内で既に信頼関係が築けているからなんですね。わざわざ雑談しなくても、仕事がうまく回るんです。

もし私が異動になって違う部署に配置されたなら、職場の人たちの信頼を得るため、雑談したり飲みに行くことに価値を感じ、実行するでしょう。

それと、今の仕事が「本当にやりたいこと」ではないことも理由の一つだと思います。

好きでどうしてもやりたいことをやっている場合、それを前に進めるために様々な人に積極的にアプローチして話を聞いたり、交流を深めたりすると思います。

今の仕事は面白いけど、全身全霊をかけてやるようなモチベーションは湧いてきません。

だから、既に信頼関係のある範囲内で仕事を回して無難に立ち振る舞おうとしているんだと思います。

様々な人にアプローチする活性化エネルギーを越えないということです。

バランス取りってホント難しい

とはいえ、ここ最近は職場の人との雑談をかなりカットしてきたため、現場からは「今日会社に来てたの?」と言われたり、現場に移って日が浅い人とは会話のネタが無くてうまく喋れなかったりする弊害が出てきています。ここら辺のバランスは難しいですね。

雑談するならどっぷり雑談した方がラクですし、生産性を重視するなら徹底して雑談を避ける方がラクです。

この両極端のはざまの程よい位置をキープするのって結構しんどいんです。

せめて職場の飲み会とか、朝一番の現場へのあいさつの時間は大事にしようと考えています。

飲み会の翌日以降って、何を喋ったか覚えてなくても、一緒に飲んだ人を仲間として見られるようになりますからね。これが飲み会に参加するメリットです。

飲み会で面白い話をしたり、積極的に話をしたりと肩肘張る必要は全くなくて、その場にいるだけでいいんです。

交流の場がゼロだと、相手のネガティブなところばかりが目についてしまい、どんどん疎遠になっちゃいますから、これだけは避けなければ・・・。

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