激務でない職場においても、普通に働いていているうちに息抜きしたいという気持ちが沸々とたぎってきます。
普通なら、すぐにストレス解消に充てます。
しかし、忙しくて息抜きができず、そのまま無理して頑張っていると、いつの間にか沸騰していることに鈍感になってしまいます。頑張っている自分に酔いしれてハイになり、周囲の人を見下しがちになります。
私にも経験があります。
夜遅くまで働いた後に感じる、達成感みたいなもの。よーやったなー俺、と自分で自分を褒めます。
そこで終わればいいのですが、自分を褒めるために帰り道にコンビニによってビールやお菓子を買って飲み食いしたり、家に帰ってからも冷蔵庫を開けてチューハイをあけてしまいます。そうすると次の朝、頭がぼーっとして働かないんです。明日の生産性を犠牲にして、今日のオーバーワークを支えていました。
そして、そういう生活を続けていると、あまり残業せずに帰る人が目につくようになり、ちゃんと働けよと言いたくなるわけです。特に、それが若手だったり、年功序列で高給を貰っているはずのおじさんたちだったりするとなおさらです。
この感情は非常に不健全です。自分の働き方をデフォルトとし、相手に同調するよう強要しようとしているのですから。
こうならないためにも、ストレスが溜まったなあと思ったら、息抜きに時間を充てることを心がけています。