30代の生き方、働き方

入社して5~10年後に感じる不安の正体とは?

入社7年目の頃に私が書き残した文章です。当時の心境を吐露しています。

あれから5年以上経ちますが、当時から同じような不安を感じていたのか・・・。

後述の4つの不安感のうち、1つ目①は今も引きずっていますが、2つ目以降(②~④)は割と解消されました。働き方改革の進展の大きさを感じますね。

入社7年目の頃

最近、このまま今の仕事を続けていてもいいのだろうかと感じます。

会社に就職して7年、与えられた仕事をしっかりこなし、昇格試験では高い成績をとりました。同期社員の中でもかなり上位に位置する成績です。

4年前には結婚もし、最近では待望の第一子が誕生し、公私ともども順調に進んでいます。最近は仕事を早く終わらせて、早めに帰宅することを心がけています。スキルも身についており、当面はこのまま今の部署にいても問題なく仕事をこなせていけるだろうと思います。

一方、このまま今の仕事を続けていてもいいのだろうか?という漠然とした不安がだんだん募ってきました。

当時感じていた不安①:管理職に昇進したら、人見知りの性格が災いして苦労するのでは?

仮にこのまま順調に昇進し、今の部署の管理職になったとすると、嫌な人と渡り合ったり、各関連部署の人とのコネクションを維持するといった、人間臭くて精神的な負荷が大きい仕事をしなければなりません。

私は人見知りで、自発的に人と関わることがどちらかというと苦手です。昔から泣き虫で、感情的になって思い切ったことを言おうとする前に泣きそうになってしまうタイプです。さらに、ぐさっとした一言を言われると結構傷ついて、長いこと引きずってしまいます。

こんな自分に管理職が務まるのだろうかと不安に思います。

また、社交的で他人とのつながりを自発的に作って維持する他の若手の社員をみていると、将来は彼らが社交的な能力を生かして私よりうまく仕事を進めていくんだろうなと漠然と思い、焦りを感じることもあります。

私の人見知りの性格が災いしないだろうか・・・、管理職という職務と私の性格とのマッチングの低さが、将来に対するぼんやりとした不安を生んでいます。

不安②:仕事の裁量がなさすぎる

このまま今の仕事を続けていてもいいのだろうか、と感じる2つ目の理由は、今の職場の自由度の低さです。

抑圧的な上下関係が、私の心の奥に秘めるアイデアや挑戦の熱意を冷やしています。

高度経済成長の時のように一様の製品が大量に売れる時代ではなく、新しい事業を数多く育てることが重要な時代になっています。市場ありきの製品開発ではなくて、製品ありきの市場開拓といったほうがいいのかもしれません。

新製品を世に送り出すことは開発部門の任務です。私自身、直接的に自己表現するよりも作品や成果物を通して間接的に自己表現する方が好きですので、何か面白い技術や製品を世に差し出して注目を浴びたいというモチベーションを持っています。

一方、私の上司はというと、このモチベーションをこっぱみじんに砕いていくのです。きっと中間管理職の人たちは、役員クラスの人から新製品の上市を強く要求されているのでしょう。

役員にいい顔をして、カッコいい報告がしたいでしょうから、私のような下っ端が示した新製品のタネを何とか膨らまそうと、やい市場はあるのか、やいスケジュールはどうなのか、とうるさく言ってくるのでしょう。私からすると、せっかく提案したのに偉そうに何を言うとるんやと思うわけです。私たち部下のモチベーションをつぶさんといてくれと思います。

3Mという会社は、15%ルールと言って、業務時間の15%は好きな開発に使えるそうです。通常業務と完全に切り離されているため、上司への進捗報告も不要です。隣の芝は青く見えるではありませんが、うらやましいですね。

私の会社、というか私の部署はがんじがらめで、特に今の上司が徹底した管理主義ですので、若手の裁量権が少ないです。これだと、新しいアイデアを提案しようというモチベーションが湧いてきません。

会社からは新製品を生み出すことを求められています。若手をがんじがらめにし、熱意に冷や水を浴びせるような管理体制を取ってたら新しい発想なんて生まれてくるわけがありません。いわゆる大企業病ですよ。

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不安③:海外へ行けるチャンスがない

3つ目の理由は、海外へ行けるチャンスがないことです。

もともと今の会社を選んだ理由の一つは、海外渡航の機会が多いということでした。事実、海外に短期赴任したり出張ベースで行く同期社員は結構います。

しかし、私の部署では仕事柄、海外に行くことは滅多にありません。今の部署にいる限りは、海外に行くチャンスはないでしょう。

私は、子どもの頃に海外に少し住んでいた経験や大学時代に東南アジアを旅行した経験から、海外に対する憧れを強く持っています。長期の海外赴任は嫌ですが、出張ベースで海外渡航できるなら喜んで行きます。自分の専門知識をもってアドバイザーとして海外を回るような仕事なんかがあれば最高だと思っています。

不安④:高度経済成長期の働き方のままである(長時間勤務)

4つ目の理由は、これは前述の3つに比べると小さいですが、勤務時間、休暇を自由にできる仕事への憧れがあります。

要は、月~金に定時+残業を働いて、土日は休むというスタイルではなく、曜日に関わらず出勤や自宅勤務、休暇を自由に選べて、プロセスでなく実績で評価してもらえるスタイルです。

確かに、プロセスを全く評価してもらえなくなると辛いですが、今の会社は未だに勤務時間の長い人を暗黙のうちに評価する気風があります。会社には、寝ずに働けと暗に言っているような人もいるようですので呆れるばかりです。うちの上司、よくよく観察すると生産性の低い働き方をしているように思えてなりません。

確かに、部署の代表として重要度の低い会議にも顔を出さないといけないという事情もあります。それでも、だらだらする時間をなくし、仕事の完成度も低く抑えれば、もっと早く退社できるはずです。本人が遅く帰るだけなら部下には何ら影響はありませんが、相対的に部下が早く退社することを悪く言うのは筋違いです。

同じ会社内でも、部署により働き方は違うと思います。私の部署は役員との距離が近いせいか、高度経済成長期の働き方を引きずった悪しき風習が根強く残っているように思います。

まとめ

以上まとめますと、このまま今の仕事を続けていてもいいのだろうか?と感じている理由は、

①管理職という仕事と自分の性格とのミスマッチ
②裁量の少なさ
③海外出張のチャンスがない
④自由な労働スタイルを選べない

ことからきていると考えています。

「将来への漠然とした不安」、「異動や転職へのほのかな関心」・・・。さて、今後はどうするべきか。

まずは、今の会社に居続けるか、転職するか。ほかに①②③④を可能にしてくれる会社はあるか。

一つは、先ほどの3M。ほかにどんな会社があるのか、転職サイトを見て調べてみよう。会社に残る場合は、今の部署でとどまるのか、別の部署への異動を希望するのか考えよう。