30代の生き方、働き方

副業は、自分でお金を稼いでいる実感を得るためのもの

小学生の頃、空き缶を回収して図書券にかえてもらったり、空の瓶を酒屋に持ち込んでお金をもらったりしたことがあります。

これって立派なビジネスやなあと思いました。しかも結構楽しかったですし。

これこそまさに、働いてお金をもらう楽しみなんですよね。働く作業そのものじゃなくて、自分の作業がお金に変わるという喜び。小学生ながら、親に依存せずにお金を稼げたという喜びもあったんでしょうけどね。

会社勤めだと、自分でお金を稼いでいる実感がない

この、自分でお金を稼いでいる実感が今の会社勤めにはないんですよね。

稼ぐ金額はすごい大きいのですが、さまざまな人が分業して働いた結果です。また、お金を受け取るところを目の当たりにしたわけではありません。報酬はお客さんからではなく会社から支払われるのですから、実感がなくて当然です。報酬の額も成果に関係なく一定です。

自分の成果をお金に換算しようという試みもありますけど、それだけじゃあねえ・・・と思います。

例えば、自分で作ったものがバザーで売れた時の方がよっぽど実感がありますし、喜びもひとしおだと思います。

稼いでいる実感がないのに顧客第一とか言われても心に響くわけがありません。

だから、将来食いっぱぐれないように色んなスキルを身につけようという発想ではなくて、自分で作って販売して売れる、そんな体験を味わえることを仕事にする方が夢中になれていいんじゃないでしょうか。うまくやれば稼ぐことができる、ってモチベーションが湧きますし。

副業で自分のビジネスをもつという面白さ

とはいえ、本業でやるのはハードルが高すぎます。小粒でもいいから、副業的に何かできないかを考える方がとっかかりとしてはいいと思います。

では、どういうものから始めたらいいのでしょうか?やはり、初期投資が少なくて済むブログがいいと思います。私自身、まだブログで稼ぎがあるわけではないですが、ブログは自分の専門知識や経験をマネタイズできるというメリットがあり、これまでの蓄積を生かしてできるビジネスです。稼げる金額はわずかでも、自分でビジネスをしている実感は味わえると思います。

あとは、在宅で請け負えるクラウドソーシングも良いです。プログラミングができると選べる仕事も増えるようですし。コツとしては、誰でもできる単純作業ではなくて、スキルが必要な仕事を選ぶことです。単純作業をしたところで単なる時間の切り売りになってしまうため、自分のビジネスをもつことにはなりません。

その他、手作りの編み物やアクセサリーをバザーで売ったり、Kaggleのコンペで勝って賞金をもらったりという道もあります。

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結局、自分の欲を満たすために働いている

働くことの目的って、生活費を稼ぐことではないと思います。自分の活動が誰かの役に立ち、その対価としてお金が手元に入ってくる楽しみを味わうことだと思います。

結局、「働く」とは、言ってしまえば自分の欲を満たすための活動なんだと思います。誰かの役に立ちたいというのは「承認欲求」そのものです。そして、会社勤めになくて自分のビジネスにあるものは、「Self-Actualizationの欲求」です。

Self-Actualizationの欲求とは、自分らしく生きたい、自分でコントロールしたいという欲求です。自由に活動できる裁量の大きさが必要なのはもちろんのこと、自分の活動の結果が素直にフィードバックされる環境も必要です。フィードバックがないと面白くないですから。

人間の欲望についてはマズローの欲求5段階が参考になります。

30代の中堅社員が生き方に迷ったら、マズローの欲求5段階で整理すると良い。マズローの欲求5段階の一番下は「生理的欲求」です。 食べたい、飲みたい、寝たいという本能的なものです。 その上が「安全欲求」...

副業をやる真の理由

副業とは、本業で「生理的欲求」「安全欲求」を満たすための生活費を稼ぎ、本業のコミュニティの中で「社会的欲求」「承認欲求」を満たしつつ、その傍らで自分のビジネスを持って「Self-Actualizationの欲求」を満たすためのものと言えるかもしれません。

決して、生活費の不足分を補うための活動ではありません。ブログ収入、クラウドソージングの収入の大小は関係ありません。だから、「ブログで〇〇円の収入が発生しました」「クラウドソージングで〇〇円の仕事を受注しました」といった記事を見て、自分には到底無理だなとか才能ないなといって嘆く必要は全くありません。重要なのは、自分でビジネスを持っていること、そしてそこから対価を得る楽しみを味わっているかどうかです。