資産運用、料金節約

会社員(サラリーマン)が月5万円稼ぐ資産運用の方法 【スイングトレード、ポートフォリオ分散】

資産運用は学生の頃から興味を持っていました。

会社に入って2年目の頃に証券口座を開き、株式投資を始めました。ちょうど、貯金ができて運用資金に回せる余裕ができた頃です。稼いだ給料をどんどん資産運用に回して資産を拡大してきました。

アラサー前後の頃はリターン重視のスイングトレードという方法、そしてアラフォーに近づいた今ではリスク重視のポートフォリオ分散に戦略をシフトして資産運用を継続しています。

これまで得た純利益を、投資を始めてからの年数で割ると約60万円/年。月換算すると約5万円/月です!結構でかいと思いませんか?

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普通の会社員がどうやって資産を増やしてきたのか、その方法をまとめてみました。

アラサー前後の投資戦略:リターン重視のスイングトレード

私はスイングトレードと呼ばれる方法で資産運用をしていました。

スイングトレードとは、知っているメーカの株を、株価が少し落ちたところで買い、その後、株価が上がって1、2万円の含み益が出たところで売却する方法のことです。

書籍「サラリーマンが「月1回の株」で確実に稼ぐ法 「勝率8割のパターン」に従え」に刺激されて始めたものです。

景気が安定している間は、このスイングトレードで確かに利益が積み上がっていき、小遣い程度の収益を出せるようになっていました。

潮目が変わったのはリーマンショックの時です。保有株の株価は大幅に下落しました。

私は、含み損を抱えた個別株は塩漬け状態にしつつ、値を下げていく個別株をナンピン買いでアグレッシブに買い仕込んでいきました。心中穏やかではありませんでしたが、今思うと、あの時めげずに買っておいて良かったなと思います。

その後、株価が底を打ってなかなか上がってくる気配が無い中、私の株式投資への関心が次第に薄れてきて、あんまり株価のチェックをしなくなりました。当時の含み損は100万円くらいあったと思います。

やがて、株価は緩やかに回復してきました。リーマンショック後にナンピン買いした個別株は軒並み大きなキャピタルゲインを生んでくれました。

一番インパクトの大きかったのは日野自動車です。株価が591円の時に1,000株買っていました。これが1,642円まで上がったところで売却しましたので、105万円のキャピタルゲイン、税金を引いて84万円の純利益を手にしました。

他の株でも、株価の上昇気流にうまく乗り、利益を確定させていきました。含み損100万円からのV字回復です。

現在のスタイル:リスク重視

今では守るべき家庭がありますので、これまでのようなハイリスクな投資はやめ、リスク管理を重視した分散投資のスタイルに切り替えました。

こちらで具体的な方法を解説していますので参考にして下さい。

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リスク重視の投資スタイルの考え方

リスクの大小はポートフォリオの比率で決まるということ、過去のデータからも、短期で見たら上がったり下がったりだが、長い目で見ると数%のリターンになり、これが複利で増えて大きな利益をもたらすこと。この考え方を心身に染み込ませてくれたのは下記に紹介する本です。当たり前の話ですが、知っているのと知らないのでは全然違います。

ポートフォリオの組み方やリスク管理方法は、書籍『内藤忍の資産設計塾』、山崎元の解説ページ(インターネット)が参考になります。

最近読んだ中では、山崎元の『超簡単 お金の運用術』が参考になりました。

リスク管理の重要性については「投資戦略の発想法 2010」も参考になります。

具体的な方法

それでは、具体的なやり方を紹介します。

1)資産を6カテゴリーに分ける。

・国内株式
・国内債券
・外国株式
・外国債券
・国内不動産
・現金

2)それぞれの銘柄を選ぶ。

・国内株式・・・TOPIX連動型投信
・国内債券・・・個人国債 変動10年
・外国株式・・・SMT グローバル株式インデックス・オープン
・外国債券・・・(無し)
・国内不動産・・・REIT-ETF
・現金

いつでもタイムリーに換金できる、流動性の高い銘柄を選びます。売りたい時に売れないような取引量の少ない銘柄はリスクが高いですのでNGです。

銘柄の選択は『内藤忍の資産設計塾』『貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい』『超簡単 お金の運用術』を参考にしました。

国内株式の推奨は、TOPIXに連動するETF「TOPIX連動型投信」がいいです。

国内債券は「個人国際 変動10年」になります。

外国株式の推奨は、MSCIコクサイと呼ばれる指数に連動する投資信託「SMT グローバル株式インデックス・オープン」です。

MSCIコクサイとは、日本以外の先進国の株式に連動する指数で、アメリカ株とカナダ株で7割、欧州株で2割、残り1割という比率で構成されています。

外国債券は後述の通り買わないので、銘柄指定はありません。

国内不動産は、東証REIT指数に連動したETF「REIT-ETF」になります。実際に不動産を買わなくても、不動産に投資することができます。REITとは投資信託のようなもので、投資対象が株式や債券ではなく不動産だということです。

最後に、現金は銀行預金や財布の中身を合わせたものになります。

3) 6カテゴリーの比率を決める。

各カテゴリーごとの価格変動の大きさ(標準偏差)、平均リターン、そして各カテゴリー間の相関係数なるものを使って、シミュレーションを組みます。

これらの数値は、年金を運用しているGPIF、または国家公務員の年金を運用しているKKRが公開しています。GPIFとKKRで数値が違うのですが、GPIFは大昔からのデータ、KKRは比較的最近のデータをもとにこれらの数値を弾き出しています。山崎元の見解ではKKRの値を使う方が現実的だということで、私はKKRのデータを使ってシミュレーションしています。

本記事では具体的な計算式について説明しません。別の記事でまとめたいと思っています。なお、Googleで「山崎元 ポートフォリオ」と検索すると、計算式に関するサイトが色々出てきます。

シミュレーションを組んだら、あとは、希望するリターンと標準偏差、外国への投資割合の3つを決めてやれば、6カテゴリーのポートフォリオの比率が計算できます。

私の場合

私は、リターン:2.4%(税引後)、標準偏差:11、外国への投資割合:35%に設定しました。標準偏差が11ということは、標準偏差×3のばらつき、すなわち、最悪の場合資産が30%減るリスクがあるということです。まあ確率的にほぼ無いですけど。

外国への投資割合は、だいたい4割にします。前述の書籍で4割を推奨しているのでそうしました。我々の消費生活が海外に依存している割合が4割程度ということなんだと思います。

私が目指す、資産運用のポートフォリオ:各資産の比率

シミュレーションで計算したポートフォリオは以下の通りになりました。

・国内株式 27%
・国内債券  1%
・外国株式 35%
・外国債券 0%
・国内不動産 2%
・現金 35%

現実のポートフォリオ比率は少しずれがあり、国内株式が多めで外国株式が少なめになっています。少しずつリバランスしていき、計算で示された数値に合わせていきたいと思っています。個人的には、今後もインターネットを中心とした技術革新は進んでいくと思っているので、その点で先を行っている海外の先進国に重点的に投資できればと思っています。

上述のものでいうと、「SMT グローバル株式インデックス・オープン」です。

資産運用を始めて、もうかれこれ10年以上経ちますが、平均すると5万円/月のペースで純利益を稼いできました。何もせずにいたら5万円×12ヶ月×10年=600万円以上の機会損失になっていたわけで、みなさんも早めに資産運用を始めるべきだと思います。

テクノロジーがこれまで以上に急速に発展しており、世界の経済成長は今後も堅調に推移していくと私は見ていますので、外国への投資比率を増やすのがおすすめです。

何より、資産運用をやってよかったのは、多少株価が下がったところで、ああ今日も下がってんなー、くらいの気持ちでいられるようになったことです。この気持ちの慣れはとても重要です。

ちゃんとした投資商品は短期的には乱高下しながらも、長期的には数%のリターンで緩やかに上がっていくことを体感することで、資産運用をしないことの機会損失がいかに大きいかを知ることになります。