旅の始まりはワクワク感でいっぱいですよね。
そんなワクワク感をより引き立ててくれるのが空港です。
私は空港が好きで、飛行機で旅行に行くときは半日以上を空港で過ごせるように余裕を持って出発します。
今回は、関西空港のマニアックな穴場スポットについてご紹介します。
関空ファンの方だけでなく、早めに関空に着いて暇つぶしをしたい方、話のネタにしたい方にどうぞ。
かつて存在した、地下に隠れたローソン
関空が1994年に開港してから2005年くらいまでの間でしたでしょうか。
今では信じられませんが、かつて関空には表立ってコンビニがありませんでした。
レストランは何件かありましたが値段が高く、マクドナルドにいたっては世界一高いと揶揄されていました。
ですので、事情をよく知っている人たちは梅田や天王寺、りんくうタウンで食事を済ませてから関空島に向かったものでした。
実は、関空には「隠れローソン」なるものがありました。地下でひっそり営業していたのです。
今はもうありませんが、跡地は残っています。
隠れローソンはどこにあったのか?
場所は、第一ターミナルビルの1F。
南到着口から少し北寄りのところに、地下につながる階段があります。この階段を下るとトイレがあります。
トイレを横目にさらにまっすぐ進むと、「隠れローソン」の跡地があります。
なんとなくですが、コンビニがあった感が出ています。
さらに通路を進むと扉があり、その先は空港関係者しか進入できません。
当時は一応、階段の手前にローソンの看板が出ていたんです。でも、注意してみないと気づかないレベルでした。
「隠れローソン」のすごかったところ
「隠れローソン」のすごかったのが、”本土”のコンビニと値段設定が同じだったことです。空港だからといって割り増し料金にしていたわけではなかったんです。
私は関空発の深夜便を利用したときに「隠れローソン」をたまたま見つけて、興奮したのを思い出します。
このローソンは空港関係者向けのコンビニだったんですね。当時も、ローソン内は空港の制服をきた人たちやパイロットたちで賑わっていました。
関空ファンとして一度は訪れておきたい跡地です。
かつてエアロプラザに存在した高島屋
かつて、エアロプラザには高島屋が入っていたんです。こちらも、開港から10年くらいの間だったと思います。
「エアロプラザ・タカシマヤ」という名称で、エアロプラザの2階と3階で営業していました。
こんなところにもデパートがあるなんて、と当時は興奮しましたね。関空すげー!と。
場所は、エアロプラザに入って左手の2階、3階です。
2階は第二ターミナルビルに向かうバス乗り場への動線となっていて、今はマッサージ店やIL BAR、お土産屋さんが入っています。
3階はお店がなく、おそらく事務所的な使われ方をしていると思います。
以前は第二ターミナルがありませんでしたので、エアロプラザを訪れる利用客が少なかったんでしょう。高島屋はずっと赤字だったそうです。
関空ファンの皆さんはぜひ、エアロプラザに行って高島屋に思いを馳せていただきたいと思います。
貧乏旅行の学生の味方だった、エアロプラザの松屋
エアロプラザ3階に松屋があります。あの牛丼の松屋です。
今ではターミナルビル内にさまざまなレストランが入っていて充実していますが、かつては高価なレストランしかなく、ここの松屋はとても貴重な存在でした。
エアロプラザの奥まったところでひっそり営業しているのもオツです。
ここも、空港の利用者向けというよりは空港の職員向けだったんでしょう。
そば屋や居酒屋もあります
同じならびには「おらが蕎麦」や「かっぽうぎ」といったお店も入っています。
以前は「がんこ」も入っていたんですけどね。
ここで人知れず晩酌するのもオツですよ。穴場感満載で、ゾクゾクっとすること間違いなしです。
第二ターミナルができてからは、少し人が増えたかも知れませんが。
個人的には、第二ターミナルができる前の、よりひっそりとしたエアロプラザが好きでした。
駅の改札を出たあと、周りの利用客が左手のターミナルビルに直進する中、一人右手のエアロプラザに向かうのが「通」でした。
エアロプラザに向かう途中の「動く歩道」が何ともたまりません笑。
国際線ゲートエリアの中心から各搭乗ゲートへは歩いてもいける
第一ターミナルビルの4Fでチェックインを済ませ、出発口を潜って審査場を抜けると、免税店が立ち並ぶ国際線ゲートエリアにたどり着きます。
ここでしばし免税店をうろついたり、レストランで腹づつみを打ってから搭乗ゲートに移動します。
搭乗ゲートに移動するときは「ウィングシャトル」と呼ばれる電車に乗ります。
北ウィング方面と南ウィング方面の2路線あって、それぞれ中間駅行きと先端駅行きの2パターンがあります。
この「ウィングシャトル」もなかなかオツで大好きなのですが、ウィングシャトルに乗らずとも搭乗口までいける方法があります。
実は、ウイングシャトル乗り場の横っちょの方に通路が続いていて、歩いて北ウィング方面または南ウィング方面に向かえるようになっているのです。
正直、まあまあの距離がありますので時間の余裕がない方にはお勧めできませんが、関空ファンとしては一度は歩いておきたい通路です。
私は北ウィング方面の通路を先端まで歩いたことがありましたが、いい運動になりました。何せウィングの長さは677mもありますので。
北ウィング先端から南ウィング先端まで歩いたら1.4kmです。これだけで話のネタになりそうです笑。
関空展望ホールには関空グッズが買えるお店がある!
関空展望ホールにあるスカイデッキは飛行機マニアの撮影スポットになっています。デートや子連れ家族にも超おすすめです。
そして、関空展望ホールのスカイショップタウンでは、さまざまな関空グッズを買うことができます。
手提げカバンやTシャツ、マグカップやカレンダーまで目白押しで、関空ファンにはたまらないお店です。
まとめ
関空ファン、関空マニアが一度は訪れておきたい穴場スポットを紹介しました。
ぜひ関空に足を運んでみてください。
この記事に写真もアップしたいと思います。次、関空に行ったときはちゃっかり撮影してきますよ。