会社の社内のようにプロキシ下の環境にある場合、インターネットにアクセスするにはプロキシ認証を通過させる必要があります。
Dockerも同様で、プロキシ設定をしないとDockerを使用できません。
ここではDockerのプロキシ設定方法についてまとめます。
プロキシ情報の確認方法
プロキシ情報の確認方法についてはこちらの記事にまとめています。これに沿ってプロキシ情報を取得します。

Dockerのプロキシ設定
プロキシの情報を確認した結果、次のようなものだったとします。
(例)
ID:doraemon
パスワード:1a2b3c
プロキシアドレス:111.111.111.111
ポート:8080
まずはDockerを立ち上げます。次に、パソコン画面の右下に出ているDockerアイコンを右クリックして「setting」をクリックします。
ウィンドウが立ち上がるので、左側のところでResorces→PROXIESを選択します。

Manual proxy configurationをオンにし(青い玉を右にスライド)、「Web Server(HTTP)」「Secure Web Server(HTTPS)」の欄にプロキシ情報を入力します。
入力するプロキシ情報は以下の通りとします。
「Web Server(HTTP)」
doraemon:1a2b3c@111.111.111.111:8080
「Secure Web Server(HTTPS)」
doraemon:1a2b3c@111.111.111.111:8080
入力する内容は両方の欄とも同じで、ID:パスワード@プロキシアドレス:ポートです。
ウィンドウ右下の「Apply&Restart」をクリックすれば終了です。
プロキシ認証できるかどうかを確認
最後に、ターミナルあるいはコマンドプロンプトを立ち上げて「docker login」とコマンド入力します。
UsernameとPasswordを入力し、何もエラーが出なければ無事にプロキシ設定完了です。
(Login Succeededと表示されればOK)
プロキシ環境の外でDockerを使用する場合
先ほどのウィンドウで、Manual proxy configurationをオフにし、「Apply&Restart」をクリックすればOKです。
この切り替えにより、プロキシ環境の中、外の両方でDockerを使用することができます。