30代の生き方、働き方

勉強を始められない!頭に入らない!そんなときは、助走と割り切って手を動かそうぜ。

まとまった時間がとれたから勉強しよう、報告資料にまとめよう。そう思ったはいいものの、なかなか手がつかなかったことってありませんか?やろうとしていたことがたくさんの思考力を使うようなものだったら特にそうです。

こういう時は、最初の30分〜1時間くらいを助走の時間だと割り切って手を動かすのがいいんだと思うのです。以下、勉強することを例に、助走をつける方法を説明します。

頭に入ってこなくてもいいから、勉強している状態を続ける

私の場合だと、少し期間が空いてからプログラミングの勉強をしようとすると、前に勉強していた内容を忘れていて脳みそがなかなかプログラミングのモードに入っていかないときがあります。

そういう時は、とにかくコードを読んだり、コードを書きます。内容を理解しなくてもいい、頭に入らないでもいいので、プログラミングに触れている状態を続けるんです。少なくとも30分はこんな状態が続くとハナから諦めて、手を動かすんです。

すると、無意識のところで脳みそがプログラミングのモードに入っていってくれます。あとは、本来の勉強を淡々と進めていけばよいです。

助走の概念は、物理化学の活性化エネルギーの考え方と似ている

助走の概念は、物理化学の活性化エネルギーの考え方と似ています。

活性化エネルギー

例えば、Aという物質とBという物質が反応してA-Bという物質ができたとします。”-”は結合を意味します。

AとBがA-Bになる際、AとBがやんわりと結合したA- – -Bという中間体がまず形成されます。

A- – -Bという形はわりと不安定なのですが、A-Bという物質を作るためには避けて通れません。

したがって、加熱したりかき混ぜてAとBを近づけて衝突させることで、A- – -Bという中間体が形成されるように無理矢理もっていくわけです。

ひとたびA- – -Bの形になれば、あとは勝手にA-Bにシフトしてくれます。

勉強における助走も同じ!

勉強における助走も同じです。勉強しているモードがA-Bだとすると、とにかく形だけでも勉強しているようにみえる中間体A- – -Bの状態にもっていくことが大事です。

頭が働いているかどうかは問わず、パソコンをカチャカチャしたりノートに字を書いたり活字に目を通す、という”物理的”な行為を続けるんです。

頭に入ってこなくてもいいと割り切っているので、途中でヤになって中断することは少ないはずです。

報告資料を作るときは、パワーポイントのファイルを作って、空白のスライドを15枚くらい入れてみて、ページ数を挿入します。

そして、各ページにただの四角形や「かくがくしかじか」と打った文字列でも構わないので、適当に置いてみます。表紙を作り、日付を入れてみます。

実験結果の考察をするときには、要らない裏紙にひとりごとをつぶやきます。

「なんのデータをとったっけな?」

「このデータはどのフォルダにいれたっけな?」

「この実験はめんどかったなー」

「ああ、ほしい数字になってねーなー、残念!」

みたいに。

なんらアウトプットは生まれていませんが、頭の中は活性化されて中間体A- – -Bが作られていきます。

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勉強の成果は、勉強時間x勉強効率で決まらない

勉強の成果をあげるには、最初の助走が重要です。

勉強の成果=勉強時間x勉強効率ではありません。

勉強の成果=助走の時間+助走後の勉強時間x勉強効率、です。そして、この勉強効率の数値はめちゃ高いし長続きします。

助走の時間をしっかりとれば、その後の勉強時間が30分であってもすごい頭に入りますし、助走してから半日とか1日経過しても、助走なしで勉強モードに入れます。だから助走は超重要です。